西南女学院大学短期大学部保育科では、喜久屋書店小倉店様と地域連携協定を締結しています。
地域社会に読書活動が広がることを目的として、学生は、「子ども文化」や「子どもと絵本」、「保育内容「表現」の指導法(造形)」で、子どもをはじめ、広く大人にとっても豊かな心を育む絵本の可能性や活用法を学んでいます。
この活動では、喜久屋書店様の一角に認定絵本士養成講座を受講している保育科の学生がおすすめする絵本コーナーを設置していただき、手作りポップで季節に合わせた絵本を紹介しています。
また、年に4回ほど、書店内でおはなし会を開催しています(2024年度は4回実施)。参加した子どもたちは、興味津々で絵本や紙芝居、パネルシアターを見ながら、学生の動きに合わせて時には一緒に手遊びを楽しんでいます。書店でのおはなし会では、初めて出会う、年齢が違う子どもたちが参加するため、目の前の子どもに合わせて行えるように複数のプログラムを準備し、反応を見ながら内容を変えていきます。また、子どものつぶやきを受け止めたり、目と目を合わせて話をしたりなど、参加者と一体となって会を進められるようにしています。終わった後も活動の振り返りをすることで、次への課題を確認します。
帰りにおはなし会で読んだ絵本を探して保護者の方と嬉しそうにしている子どもや手遊びの歌を口ずさんでいる子どもに、次も頑張ろう!とこちらも笑顔になります。
これからもお話の楽しさを子どもたちに伝えられるように活動を続けていきます。
