本学、看護学科の学生2名が、令和5年度福岡県と連携した「若年女性に向けたがん検診促進事業Cプロジェクト」に参加しました。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/r5cproject.html
-本当の安心はたしかな情報から始まる―
若い世代を中心に、正しい情報を得たうえで、自分の行動につないでほしいという思いからこのコンセプトになったそうです。
皆さんは、「子宮頸がん」を知っていますか?
子宮頸がんは、子宮頸部にできるがんのことです。
最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30代後半がピークとされています。(日本産婦人科学会より)
原因は、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。
予防としては、HPVワクチンと子宮頸がん検診があります。
HPVワクチンは、小学校6年生~高校1年生相当の女子を対象に定期接種が行われています。
現在、1997年4月2日~2008年4月1日生まれの人を対象にキャッチアップ接種が行われています。
キャッチアップ接種とは、過去にHPVワクチンを合計3回、接種完了していない人を対象に、2025年3月31日まで公費で接種を受けられるという取り組みです。
また、ワクチン接種とともに定期的な子宮頸がん検診で早期発見をすることも大切です。
皆さんにもぜひ興味を持っていただき、ワクチンと定期的ながん検診で、安心して元気な日常生活を送っていただきたいです。