7月23日、栄養学科4年の公衆栄養学(坂田郁子)研究室のゼミ学生2名と栄養教育論(永原真奈見)研究室のゼミ学生6名とが、管理栄養士の地域活動を体験するため、北九州市若松区にある「ひびきの学研都市」で開かれた親子向け工作イベント「廃材を使って作る♪工作(みらいつなぐ北九州60th)」の会場にお邪魔して、食事診断、塩分・カリウムチェックと食事アドバイスを実施してきました。
〇食事診断コーナーでは
子ども達が楽しく工作をしている間に、付き添いのお母様方に日頃の食事を振り返っていただき、一日にどれくらい食べたらいいのか、摂り過ぎているものや不足しているものは何か等々について、学生達が一生懸命に話をさせていただきました。最初は少し不安気だった学生達も、適切なアドバイスをするためにはしっかりと聞き取りをする必要があること、コミュニケーション力をフルに活用して対象者の信頼を得ることがとても大切であることなどを理解し、少しずつ笑顔いっぱいの自信に満ちた顔で、堂々と指導ができるようになってきました。
〇塩分・カリウムチェックコーナーでは
製鉄記念八幡病院理事長土橋卓也先生監修の「塩分チェックシート」「カリウムチェックシート」を用いて塩分摂取量、カリウム摂取量の簡易計算を行い、高血圧予防のための食事のとり方のアドバイスをしました。塩分を摂り過ぎている人、カリウム(野菜、果物、牛乳・乳製品)をあまりとっていない方に、取り方の工夫をお話させていただき、管理栄養士の魅力を体験できた1日でした。
このような機会を与えて下さいました株式会社Bonjourの皆様に厚く御礼申し上げます。